about crayons

クレヨンについて

小さい時から絵が大好きだったけれど、

仕事が忙しくてなかなか本格的に描きはじめる機会が無かった私に

主人がプレゼントしてくれたのが、十二色入りのクレヨンでした。

 

 それはとても小さくて、喜びながら工夫してみると

想像もつかなかったくらい様々な表現ができることがわかり、

久しぶりに夢中になりました。

 

 

 五年前、新しい土地に移住してはじめは毎日が驚きでした。

風にのってゆっくり流れる雲や、柔らかく揺れる木々、

山や生き物の気配が濃厚で、東京で育った私にはきらきらと輝いて見えました。

たくさんの素敵な出逢いがあり、ある静かな夕方、絵が自然に生まれてきました。

 

 色んなものごとには、その瞬間ですら、

その前からの気配が二重映しになって響いてくるような気がする時があります。

いつか夢で見た場所、もう見ることが出来ない風景、

いろいろな物語を色を重ねて出来上がった絵は、私の宝物になりました。

 

 

 いまは主人と暮らしを楽しみながら、

二人でコトコト絵を描き物語を紡いでいます。

 

 

クレヨンで描いた作品の一部です。